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負の世界遺産

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「人類が共有すべき普遍的な価値をもつもの」として、
世界遺産リストに登録された遺跡や景観、自然を「世界遺産」といいます。
文化遺産にしろ、自然遺産にしろ、「すぐれた普遍的価値をもつ」ことが登録の条件。

一方、戦争や人類差別など、人類が犯した罪を証明するものも、
また逆の意味で私たちに忘れてはならない教訓を伝えています。

これらのものも、「負の世界遺産」として呼ばれ、世界遺産に登録されています。


▼負の世界遺産
◇アウシュヴィッツ=ビルカナウ強制収容所・・・ナチス・ドイツがユダヤ人を虐殺した収容所。
◇トリニダード(キューバ)・・・ロス・インヘニオス渓谷と共に1988年に世界文化遺産に登録。
◇ロベン島(南アフリカ共和国)・・・人種隔離政策に反対された人たちが収容されました。マンデラ大統領が幽閉された島。
◇ゴレ島(セネガル)・・・奴隷貿易の拠点だった島。
◇バーミヤン遺跡・・・タリバン政権によって破壊された遺跡。
◇原爆ドーム(日本)・・・核兵器の悲惨さを伝える建物。広島原爆でかろうじて残った、元広島県産業奨励館。
など


これら以外にも鉱山や工場の遺構など、負の遺産と呼べるものは多数存在し、その定義ははっきりしていません。


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